今、全国で最も新型コロナウイルスの感染者が多い東京都。なぜ感染が急速に広がっているのでしょうか。

 東京都の一日ごとの新たな感染者数を表したグラフでは、今月前半は多くても一日に10人前後でしたが、23日から急増しています。理由の一つは台東区の永寿総合病院の院内感染です。28日は東京で感染が確認された63人のうち29人が、29日は68人のうち27人が永寿総合病院の入院患者や医療スタッフでした。別の病院でも院内感染とみられるケースがあります。新宿区の慶應義塾大学病院では25日までに永寿総合病院から転院してきた患者1人と、元々、入院していた患者3人と合わせて4人の感染が分かり、その翌日には新たに看護師と患者ら3人の感染が判明しました。
 一方、感染ルートが分からないケースも増えています。この週末に確認された感染は1週間から2週間前に感染した結果が反映されたものと考えられますが、この間に感染しやすい条件があったのか振り返ると、11日にWHO(世界保健機関)がパンデミックを宣言すると、危機意識の高まりで日本人の帰国が急増しました。また、好天に恵まれた1週間前の3連休は花見に加えて格闘技イベントが開催されるなど、ここでも感染しやすい状況となった可能性もあります。この週末の結果は外出自粛要請の効果に注目が集まりますが、対策を講じてもそれに従わない一部の若者もいます。29日夜、新宿歌舞伎町の周辺には多くの若者の姿がありました。
 男性(20代):「またちょっと飲みに行く」「若いと感染しても何とかなるかなというのが一番」
 送別会をしていた大学生:「僕らは感染していないから、まだ身近じゃない。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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