イスラム主義勢力『タリバン』が、アフガニスタンの権力を掌握し、1週間以上が経ちました。首都・カブールの空港周辺には、国外退避を求める市民が集まり続けています。CNNによりますと、脱出に必要な“特別移民ビザ”のスクリーンショット画像が市民に出回り、ビザを持たない人まで殺到しているそうです。さらに、ドイツ軍によりますと、23日早朝、アフガニスタンの治安部隊と何者かの間で銃撃戦が起き、治安部隊側に死者が出たといいます。

そんななか、日本政府は23日、自衛隊機を派遣しました。いまだアフガニスタンから退避できずにいる大使館の現地人スタッフや国際機関で働く日本人職員など、約20人を避難させるためで、24日にも、別の輸送機2機も向かう予定です。

一方、アメリカ軍撤退の期限が迫るアメリカは、期限延長の検討も始めました。
バイデン大統領:「撤退期限の延長はしたくないが、退避作戦の進行を見極める必要がある」

これに対しタリバン側は、こう話します。
シャヒーン広報官:「(Q.アメリカ軍とイギリス軍が8月31日の撤退期限の延長を望んだら応じるか)ノー。越えてはならない一線だ。延長は占領が続くことを意味する。占領を続けるなら、相応の対応を覚悟すべき」

双方 折り合いがつかなければ、緊張は一気に高まります。そして、懸念がもう一つあります。アフガニスタン北部で抵抗を続ける『反タリバン勢力』の存在です。率いるのは、アフマド・マスード氏。1980年代、旧ソ連の侵攻を食い止めた英雄・マスード将軍の息子です。
アフマド・マスード氏:「対話と交渉が唯一の道であり、内戦の勃発は望んでいない。タリバンには、それがどんな軍事的な勝利より重要だということを理解してもらいたい」

マスード氏ら反タリバン勢力の拠点であるパンジシール渓谷に、すでにタリバンは、抵抗勢力制圧のため、数百人の戦闘員を送り出したといいます。今後、激しい戦闘に発展すれば、情勢のさらなる悪化は避けられません。その可能性について、抵抗勢力の広報に話を聞くことができました。
“反タリバン勢力”スポークスマン・ダシュティ氏:「もちろん平和が最優先。すでにタリバン側と平和交渉を始めている。平和のみならず、アフガニスタンの国家と市民の未来を守る政権を確約させる狙いもある。(Q.平和的交渉か交戦か。割合は)情勢は一日で、あるいは数時間、数分間で変わるかもしれない。予測不能。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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