混迷するアフガニスタン情勢を受け、国連安全保障理事会が緊急会合。
安保理の緊急会合で、グテーレス事務総長は、直ちに暴力をやめ、アフガニスタンの人の権利を尊重し、国際協定を順守するよう求めた。
国際社会に懸念が広がる中、安保理が新たな制裁など一致した対応がとれるかが焦点。
こうした中、現地では市民の混乱が続いている。
首都・カブールの空港を飛び立とうとするアメリカ空軍の軍用機に大勢の人が群がり、機体にしがみつく人の姿も見られる。
空港には、国外脱出をしようと数千人の市民が押し寄せた。
ロイター通信によると、空港での混乱で5人が死亡したという。
首都への進攻から一夜明け、市内には、銃を手にした多くのタリバン戦闘員の姿が見られた。
「市民は身を守る必要が無くなった」と、市民などから武器の回収を始め、支配を強めている。
一方、国外に脱出したガニ大統領について、ロシアの国営メディアは「お金でいっぱいのヘリコプターでアフガニスタンを去った。全ての現金が入りきらず、一部飛行場に残した」と伝えている。
FNNプライムオンライン
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