市民に対する4件の襲撃事件で、殺人などの罪に問われた特定危険指定暴力団工藤会のトップらに対して、求刑通り、死刑と無期懲役の判決が言い渡された。
判決を受けたのは、特定危険指定暴力団・工藤会の総裁・野村悟被告と、そのNo.2で会長の田上不美夫被告。
野村被告らは、1998年に北九州市で元漁協組合長の男性が射殺された事件など、いずれも市民を狙った4つの襲撃事件で組員らに指示し、実行させた罪に問われていて、足立勉裁判長は、この4件の事件すべてで野村被告らの関与を認定した。
また、「工藤会は野村が最上位であり、序列が厳格化している組織である」としたうえで、「実行犯が独断で犯行に及ぶとは考えにくい」などと指摘し、トップの野村被告に死刑、No.2の田上被告に無期懲役を言い渡した。
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