アフガニスタンのイスラム主義勢力「タリバン」に抵抗する組織のリーダーが「対話を拒否した場合は戦争から逃れられない」として、タリバンとの戦闘準備ができていることを明らかにしました。
反タリバン勢力リーダー、アフマド・マスード氏:「我々は1つの州で戦っているのではなく、1つの州で国全体を守っている」
反タリバン勢力のリーダーとして活動するアフマド・マスード氏は22日、ロイター通信などの取材に対して「戦争の勃発は望んでない。タリバンとの平和的な対話を求めている」と語りました。
しかし、「タリバンが対話を拒否した場合は戦争から逃れられない」として、「我々は戦う準備ができている」と強調しました。
マスード氏ら反タリバン勢力の拠点は首都カブールの北部にあるパンジシール渓谷です。
崩壊したガニ政権で第1副大統領を務め、「暫定大統領」を宣言したサレー氏のほか、アフガニスタン軍や特殊部隊なども集結しているということです。
ただ、すでに周辺の地域はタリバンに支配されて孤立していて、反対勢力は劣勢とみられます。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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